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移動局の免許って、やっぱり詐欺としか思えないんだけど・・・

 最近は2アマ,1アマが増えたので、同じコールで2枚の免許状を持っている人は多いだろうね。それで皆さんに質問したいんだけど、この移動局の免許ってどうして詐欺だと思わないの?

 例えばあなたのコールがJA1QRZだったとする。そしてあなたは自宅を”常置場所”として、固定局の100W免許を持っていたとする。でも固定局の免許じゃ430Mのハンディー機も持ち歩くことができないので、やっぱりあなたの自宅を”常置場所”として、移動局の50W免許を取ったとする。

 さあこれで、2局分の免許代と2局分の電波使用料を支払って、あなたはJA1QRZとして、日本国内を自由に出歩いて無線が出来るようになったとさ。

 それでさあ、なんであなたはこの2局分の納税をして、JA1QRZ 1局の免許人になって、「オレは詐欺に遭っている。」と思わないの?

 これは私は昔から疑問に思っているのだけれど、なんでこれが詐欺じゃないの?

 例えば、あなたは銀座の高級クラブで、1杯3,500円の水割りを飲んでいたとする。そこにあなたのお得意先の課長さんが入ってきて、ちょっと離れた席に座ったとする。こりゃ挨拶くらいしておかなきゃと、あなたは水割りを持ったまま席を立って、お得意先の課長さんのところにトコトコ歩き始めたら、ウエイターに呼び止められてこう言われる。「お客様、当店のお飲み物は、”固定”ですので、”移動”なさる際は、もう1杯水割りをご注文頂けませんか。」 あなたは「そうだったねぇ。”固定”用と”移動”用は、別の水割りを頼まなきゃいけなかったね。」と言うわけねーだろ。大半の場合、二度とそんな店行かねーよ。

 この”固定局”と”移動局”っていうのは、戦後アマチュア無線が許可されてからず〜〜〜っと残っているんだよね。正確に言うと、”移動局”に関しては、許可されてからず〜〜〜っとだけどね。

 私の知る限りの経緯はこう。

 その昔(JAコールが2文字だった頃)は、まず移動局は許可されていなくて、固定局のみだったの。その際は自宅を”常置場所”として無線をやっていた人が「昼休みに会社でも無線をやろう。」と考えると、移動局が許可されていないのだから、車の中でモービル運用など出来るわけもなく(そんなリグもなかったし。)、会社で別の固定局を開設しなければならなかったわけ。これは全て落成検査。10W局であっても全部落成検査で免許が発給されていた時代。しかも、この場合自宅の固定局と会社の固定局はコールサインが違っていたの。電管(総通の前の名前)は、「この2つの固定局は違う固定局だから、コールサインも違いますよ。」という指導だったわけ。御上の言うことだから、「そうですか。」って従うしかなかったわけ。

 しばらくすると、電管が「このような場合は、同じコールにしましょう。」と方針が変わったわけ。この際に、同じコールサインを違う2局と言わなければならなくなるから、それは”常置場所”が違うから2局と言うしかなくなるのよ。総通が取り上げちゃったけど、2文字コールのOMの中には、2つの同一エリアの2文字コールを持っていた人が何人もいたんだけど、それは、その頃の経緯のまま、2つの2文字コールの免許を継続していた人。後に移動局が免許されたから、2つの2文字コールの内、1つを固定局にして、もう1つを移動局にして継続していた人が大半だと思うけど。だってこの頃は、落成検査で免許を取ってるでしょ。それも今と違って、変更申請による落成検査ではなく、最初から落成検査だったから、えらい金払って取ったコールなわけで、皆、当然愛着があるわけだよね。

 移動局が許可されたのは、JAコールが3文字になった後。ここで当時は「おかしい?」と思う人がほとんどいなかったの。これがなんでかというと、この頃は、免許があって50W以上出せる人は極めて少数だったわけ。「移動局が免許になるぞぉ!」って話しが支配的で、皆が皆、それ以外はなにも気にしていなかったんだろうね。そしてほとんどの人が50W以下の免許(これは資格以前に、50W以上出せる真空管なんてほとんど無い時代だったからね。)だったので、当時持っていた免許が移動局として使えればそれでよかったわけよ。ただこの流れは、どうしてもおかしい結果を導いちゃうんだよね。時代の流れで、後に50W以上出せる局が徐々に増えてくると、皆疑うことなく同じコールサインで固定局と移動局の2つの免許を取得するわけ。でも、「なんで?」って思っている間もない程に日本は高度成長を遂げていくわけだけど、この状態が明らかにおかしいのは、”常置場所”が違うから2局だったんじゃないの?

 ”常置場所”が同じでコールサインが同じなら、どう考えたって1局でしょ。免許は1枚にして、「移動する際は出力50W以下に限る。」とか、「移動する際は50W以下の送信設備に限る。」と注意書きを加えて免許にすれがよかったんじゃないの? 今だって、「1200Mは移動する際は1W以下に限る。」って免許に書いてあるじゃない。これは”固定局”,”移動局”の区分けじゃなくて、”無線局の中に移動で使える送信設備が含まれている。”もしくは”含まれていない。”って考えるのが普通で、現状がおかしいんじゃないの?

 どうしてこんなことになっているのか、なんで私が無線を始めてから30年も議論にならないのか全く分からないのだけれど、だれか詳しい人、教えて下さいよ。教えてもらわないと、私は同じ”常置場所”で”固定局”と”移動局”の2枚の免許を持っている人って、「あなた、詐欺に遭ってますよぉ。」としか思えないのですよ。

 私は日本ではJM1LJSとJD1BLKなんだけど、実はずっと前から、JM1LJSは”移動局”のみで、JD1BLKは”固定局”のみにしているのです。JM1LJSで”固定局”と”移動局”の免許を取るのって、「私は自覚して詐欺に遭いますよ。」としか思えなくて、抵抗があるのですよ。

 理に適った説明をしてくれる人が現れてくれるとありがたいのですが、現状、理に適った説明ができる人っているのかな? いらっしゃいましたら、匿名でかまいませんので、是非教えて下さい。お願い致します。

 と言うより、間違いは正すべきだと思うんだけど・・・


コメント
詐欺を詐欺と言って何か問題でも? 常識概念の話をしているんだけどね。1局の免許に、2局分の局免許費用を支払って、詐欺に遭ったと思ってないんだ。ふ〜ん。あと何十年も、2重払いをお続けになって下さい。
  • 元JM1LJS
  • 2019/07/28 12:50 AM
制度が非論理的ではあるとおもうけれど「詐欺」だという主張はおどろき。詐欺という言葉を辞書で引いてみては?
  • 免許人
  • 2019/07/27 7:56 AM
偶然にもこのURLを見つけました。 面白いご意見で、吸い込まれました。Hi コールが一緒なのに電波利用料は2局分かかるという件、車で考えてみると、運転免許(従事者免許)は1人ですが、車を2台(無線局2局)持っていると、2台分の税金を取られますね。 アマチュア無線局でいうとコールは確かに一緒ですが、免許番号は別々。 上手く説明出来ませんが、こんなイメージと思えば仕方がないような気がしております。 勿論、出来れば払いたくはないですが・・。HiHi 
  • JA7ZF
  • 2019/07/19 4:53 PM
これがアマチュア局の電波法は業務局と電波法を一緒にしているのが問題(以前、KSOが指摘していた。)の継続でしょうね。日本のアマチュアの免許制度が国際的に非常に妙なことになっているのは、その業務局向けの電波法をアマチュア用に更に手を加えて、もう既につじつまが合わない状態になっているからでしょう。

アマチュア局向けの免許で年間何億円も税金徴収しているのだから、とっととアマチュア局の電波法を分離させればよい(分離させなきゃおかしい)のですが、なんでこんな状態が放置されているのか、理解に苦しみます。

以前はコールサインが限られているって話しもありましたけど、それを理由に同じコールサインで2枚の免許を出して、2局分の税徴収をしてよいわけはありませんよ。税金の100%二重取りなんて、滅茶苦茶が過ぎますよ。
  • JM1LJS
  • 2012/09/28 11:29 PM
同感

コールが同じなのに、税金(電波利用料)を
それぞれ徴収するとは、同一人から税を二重取りしていると同じ。

プロの免許では、同一免許人でも移動と固定では、コールは異なるし、移動範囲も免許状に記載される。例えば、「北海道一円」とか。したがって、コールサイン/移動先 などのポータブル表示は不要。

コールサインの消費を防止するためか?な。
  • JA1BVA/JD1AHC齊藤
  • 2012/09/28 9:16 AM
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