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新電波法について思う。

 正直、私は「アマチュア無線を辞めた。」と言っているのですが、"新電波法"に関しては、ちょっと疑問を感じるので書いておきます。と言うより、今、今年の東海ハムの祭典,KANHAM,ハムフェア用に、ハンディー機の TSS認定の資料を書いていて、更にそろそろ、"新電波法"を盛り込まなきゃいけないという話にもなってくるのです。

 "新電波法"が施行されると、現状「あなたは、自作機の免許は取れませんよ。」と言い切れるに近いですね。問題は、測定器の校正で、しかも期限付きで、"校正後1年以内"でしょ。→それで施行されたら、常識的でない次元ですけどね。

 あのね。プロの世界でも、測定器の校正は2年間有効です。電機メーカーでは、校正した測定器で2年間商品の検査を続けて、そして、2年後に再度校正を行うのです。・・・それを、"新電波法"では、アマチュア向けに"校正の有効期間は1年間"と言っているわけです。だから、総務省もわかってないのに、法律を自作しないで下さいよ。人工衛星の内部ユニットだって、校正が2年間有効の測定器で検査して、宇宙に上げてるんですよ。自衛隊に納入の機器だってそうです。それがアマチュア無線機は特別に校正は1年間有効に限定します。って、おかしいでしょ。所詮は、どっかの国大の大学や大学院を卒業して官僚なり役人になっただけの、そういう方々が何人集まっても、電機メーカーのエンジニアにはかなわないですよ。常識概念が異なっていますから・・・

 "新電波法"の過剰スペック ≦ -60dBc も、HF〜2mなら入りますけど、430Mより上になると、リグ筐体内をリークしますから、≦ -60dBc でハンディー機を量産しようとしたら、通常のPCB基板のフィルターだと、頻繁にスペックアウトで手直ししないといけない状態でしょう。ですから、フィルターを重くする。実際は、ハンディー機の中に十分なクリアランスを取ってフィルターを実装するか、金属で囲ったフィルターを入れることになるかな。≦ -60dBc っのスペックと言うのは、実際は4倍程度のマージンを取って、ギリギリ ≦ -66dBc 程度の実力で量産しないと、頻繁にスペックアウトにしますよ。6dBのマージンも相当に苦しいですけどね。携帯電話は、絶対に ≦ -60dBc は満たせないですね。アマチュア無線機の、特にハンディー機の ≦ -60dBc のスペックは、意味が無い(このスペックでないと、説明できる弊害がある。)でないと、誰もやる気が起こらないです。アマチュア無線機の1.2GHz帯より上なんて、モービル機か固定器じゃないと、 絶対に ≦ -60dBc を満たせないですよ。つまり、生産終了! 永遠に。

 そして、スペックを満たせないとどうするかは、幾つか方法があって、1つは、日本向けの製造を止める。もう1つは、工数食って商品に国際競争力がなくなっても、 日本向け仕様の生産を続けて、商品原価が上がってどうしようもない。と嘆き苦しむ。長いこと続けていると、生産終了!って、上からお達しがきますね。そして、究極のもう一つは、スペックアウトしていても、ダマテンで量産を続ける。その内、指摘/摘発されますけど、その場合は、高調波は元来アンテナから送信された電力でしょ。無線機からアンテナまでで高調波は減衰していますよ。更に高調波はアンテナのミスマッチ分で減衰するから、アンテナから送信さえた電力は、新電波法 ≦ -60dBc を満たしますよ。これが計算値で、これが電測の実測値です。で、とことんやりあう。いずれにしても、ハンディー機は苦しいですね。特に1.2GHz帯のハンディー機は、スペックを満たせないでしょうね。430Mより上だと、 ≦ -60dBc は限界値に近いです。時代が流れようが変わりません。通常工法での物質的な限界ですから。それ以上は、違った考え方(金属筐体で囲った、ごついフィルターを入れる。)をしないとダメで、つまりそれは、「そんなハンディー機、要らないよ!」ってことになってきますので、総務省が推奨する市場閉鎖になってきます。

 ですから、"新電波法"試行までに、800M以上に対しては、ある程度の条件付けされるがでしょうね。そうしないと、ハンディー機にしても、携帯電話にしても、形にならないですから。というか、機器の製造メーカーもどうでもいいと思っているのではないかと思います。「どうして我が社が、日本の役人相手にそんなに工数を使わなければならないんだ。」と思っていると、市場が閉じ気味の日本で売れようが売れまいがどうでもよい。日本以外の世界市場を目指して、商品を開発しているんだ。関心が無いよ。であれば、そのまま放置で、ユーザーである日本のアマチュアも、「そんなことに時間を費やせていられない。今の世の中、ほかにもやるべき事はいっぱいあるのだから。」で、無関心。結局、どうでもいいってことでしょうね。

 私は金儲けをしようかな。総務省が「校正後1年以内のスペアナに限る。」と頑なに言い続ければ、私は条件に見合ったスペアナが簡単に手に入りますから。だって、私は Signal Hound の日本代理店ですから。Signal Hound が新規にスペアナを作って、校正された製品を日本に送ってきますから、その時に「校正証明書を付けてくれ。」と言えば、100ドル/台で付けてくれますので、アマチュアのお客さんからご相談を頂いたら、「お持ちのスペアナの校正を業者に依頼すると、校正代が10万円を超えてしまいます。でしたら、Signal Hound のスペアナをお買い上げ頂いたらいかがですか。15万円で校正証明書が付いた新品スペアナが手に入りますよ。それでお持ちの無線機全てのスプリアスデータを取って、免許申請して、免許が出たら、ヤフオクで7.5万円で出品すれば。確実に売れますよ。ただ校正代(実質 紙切れ)に10万円も取られるのはもったいないでしょ。」で、何台かスペアナが売れないかな?

 なんか、総務省は思考に疑問を感じます。日本の誰にもメリットがない(ユーザーから生産者に至るまで。)意味がわからない工数だけがかかる事(これを一般に嫌がらせと言います。)をやって、「こうすれば、古い無線機は使えないだろ。」とか、「自分達で管理ができて気持ちがいい。」だけで、"新電波法"を画策しているだけにしか見えませんけど、気のせいでしょうか? 民主主義国家の思考だとは思えませんけど・・・どうせ、この"新電波法"は誰も守りません。そして、誰も検挙できない。当然、古い無線機は寿命の限りずっと使われ続けます。なんか、分かり切った結果にしかならないでしょうね。というか、無線機をいっぱい持つのが趣味なだけで、多くの人が愛用しているわけじゃないですから、「無線機は使うものではなくて、集めるものだ。使うのは、これとこれで、現行販売されている機種だよ。」って感じでしょうね。ですから、古い無線機を使えなくすれば、新しい無線機が売れるだろう。は的外れで、アマチュア人口の現象に手を打たないから無線人数が減って無線機が売れないだけで、総務省の死活問題は、ユーザーにとってはどうでもいいことです。つまり、"新電波法"は何も意味を持たないでしょう。試行したい人達の"新電波法" に必要な理屈を並べた言葉遊びに過ぎません。当然弊害は出ますから、その責任は試行した人が取ればいいだけです。

 なんら問題がないのに、自己満足を得るだけの新法を作るのは、何の意味があるのかは私はわかりません。どうでもいいですけどね。こんなことを考えて、時間と体力を使うのがめんどくさいです。

 とにかく、 東海ハムの祭典,KANHAM,ハムフェア用 のTSS保証認定の資料を作らなくちゃ・・・


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